絵のモチーフのアイデアに困ったら?AIに描いてもらおう【プロンプト例あり】

こんにちは。画家のムライです。

最近は次に描く作品の題材を考える際、
画像生成AIを使う機会が増えました。
頭の中に浮かんだ風景や静物などを、
文章から画像にできるのは便利です。

ただし、伝え方が簡単すぎる場合には、
想像と違う画像になることもあります。
今回は絵のモチーフ用プロンプトの基本と、
題材別の例文や修正方法を解説します。

 

絵のモチーフをAIに描いてもらうプロンプトの基本

AIに参考画像を作ってもらう場合は、
描きたい対象だけを伝えるのではなく、
構図や光、色合いまで指定することが、
希望に近い画像を作るコツになります。

プロンプトには、次のような情報を入れると
伝わりやすくなります。

・描きたいもの
・数や配置
・見る角度
・背景や場所
・光の方向や時間帯
・色合い
・季節
・全体の雰囲気
・縦長・横長などの画面構成
・写実的、幻想的などの表現方法

最初は大まかな条件で画像を生成して、
結果を見ながら修正を重ねる方法なら、
初心者でも気軽に取り組めると思います。

 

絵のモチーフ別に使えるプロンプト例

花や果物、風景などを題材にする際は、
モチーフごとに伝える内容を変えると、
描きやすい参考画像を作りやすくなります。

ここでは、そのまま使える例文として、
六種類のプロンプトを紹介していきます。

 

【花を描くためのプロンプト例】

透明なガラスの花瓶に白と淡い桃色の、
花を数本生けた静物画を作ってください。
明るい室内の左側にある窓から自然光が、
花へ柔らかく差し込む構図にします。

背景は薄い灰色で余計な物を置かずに、
花の形が目立つ画像にしてください。

 

【果物を描くためのプロンプト例】

木製のテーブルにオレンジとレモン、
ブドウを自然に置いた画像を作ってください。
果物の一部が重なるように配置して、
少し斜め上から見た構図にしてください。

温かみのある光と落ち着いた背景で、
果物の色が映えるようにしてください。

 

【風景を描くためのプロンプト例】

風景を描くためのプロンプト例では、
奥行きが分かる情報を入れてみます。

初夏の田舎道と、その奥に広がっている、
緑の山を描いた風景を作ってください。
空には白い雲が浮かび、道の両側には、
小さな草花が自然に生えています。

爽やかな青と緑を中心とした色合いで、
遠近感が伝わる横長にしてください。

 

【海を描くためのプロンプト例】

海を描きたいときのプロンプト例では、
時間帯と気持ちまで言葉にしてみます。

夕方の静かな海岸を描いた参考画像を、
横長の構図で作成してください。
砂浜には小さな波が穏やかに打ち寄せ、
遠くには暗い色の岩場が見えています。

空は橙色から紫色へ変化する色合いで、
少し寂しさを感じる雰囲気にしてください。

 

【動物を描くためのプロンプト例】

動物を描くためのプロンプト例では、
姿勢と光の当たり方を指定します。

窓辺に座って外を眺めている猫を、
横から見た参考画像にしてください。
柔らかな午後の光が猫の背中へ当たり、
輪郭が自然に見える構図にしてください。

背景は物を減らした静かな室内にして、
猫の姿が目立つ画像を作ってください。

 

【幻想的な絵のプロンプト例】

幻想的な絵のプロンプト例としては、
現実には撮りにくい場面も作れます。

月明かりに照らされた青い森の中に、
小さな白い花が咲く風景を作ってください。
木々の間から丸い月が見える構図で、
地面には淡い霧を広げてください。

青と紫と白を中心とした色合いにして、
静かで神秘的な雰囲気にしてください。

 

同じモチーフを選んだ場合であっても、
朝と夕方では光や色が大きく変わります。
見る角度や背景の広さも変えてみると、
別の作品に使える案が見つかります。

自分では思いつかなかった組み合わせが、
画像として見える点も面白いと感じます。

 

AIで作った画像を絵の参考にするときの注意点

AIが生成した画像は、絵の構図や配色を、
考えるための資料として役立ちます。
一方で、完成した画像を正しい資料だと、
そのまま信じて描くのは注意が必要です。

自然に見える画像でも細部を確認すると、
形に違和感が残っていることがあります。

特に人の手や指、動物の足や耳などは、
数や向きが不自然になる場合があります。
建物の窓や階段、花びらの重なり方も、
現実には成立しない形になることがあります。

私はAI画像を完成された見本ではなく、
構図や色を考える下書きに近いものとして、
利用するほうが扱いやすいと感じています。

生成した画像が好みと違っていた場合も、
最初から作り直す必要はありません。

花瓶をもう少し右側へ移動してください。
背景を暗くして光を強くしてください。
斜め上から見た構図へ変えてください。
モチーフを減らして余白を広げてください。

このように変更点だけを追加で伝えれば、
同じ画像を基に修正を進められます。

 

絵のモチーフ用プロンプト簡単テンプレート

毎回文章を最初から考えるのが難しい人は、
決まったテンプレートを用意しておくと、
モチーフを入れ替えるだけで使えます。

次の文章内にある括弧部分を変更して、
自分の描きたい内容へ調整してください。

 

<テンプレート>

【モチーフ】を描くための参考画像を、
【縦長、横長、正方形】で作ってください。

【場所や背景】に【配置や見せ方】が、
分かりやすく見える構図にしてください。

【時間帯や光の状態】の光が差し込み、
【使いたい色】を中心にしてください。

【明るい、静か、幻想的】といった、
希望する雰囲気に仕上げてください。

 

このテンプレートを実際に使ってみると、
何を書けばよいか迷う時間が減ります。
完成した画像を見て物足りない部分だけ、
後から文章で付け足せる点も便利です。

慣れてきたら画材の質感や筆の印象まで、
自分の好みに合わせて追加してみましょう。

 

まとめ

絵のモチーフが思い浮かばないときも、
AIを使えば文章から参考画像を作れます。
大切なのは、最初から完璧な一枚を求めず、
生成された案を自分の感覚で選ぶことです。

形や構図を自由に直しながら活用すれば、
作品づくりの幅も自然に広がっていきます。
普段は描かない題材にも目を向けながら、
新しい一枚のきっかけにしてみてください。

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