こんにちは。画家のムライです。
水彩画は必要な道具が多そうに見えますが、
最初から高価な画材を揃える必要はありません。
今回は、水彩絵の具初心者の方に向けて、
最初に揃えたい必要なものを7つ紹介します。
私が実際に使って便利だった道具を中心に、
選び方や使い方も分かりやすく解説します。
1. 水彩絵の具初心者が揃えたい 筆の種類

・6号前後の丸筆
・10号前後の丸筆
・平筆
・0号程度の細い丸筆
この4種類を揃える事をオススメします。
最初から多くの種類を揃える必要はなく、
丸筆を大小1本ずつ用意すると便利です。
紙の大きさや描きたい絵にもよりますが、
丸筆は6号前後と10号前後がおすすめです。
6号前後の丸筆は小さなものを描きやすく、
10号前後は広い部分を塗るのに便利です。
さらに広い背景などを塗りたい場合には、
平筆を1本用意すると作業が楽になります。
平筆は一定の幅で色を伸ばしやすいため、
空や壁などを塗るときに特に便利です。
反対に、細い線や小さな部分を描く場合は、
0号程度の細い丸筆が役に立ちます。
動物の毛や植物の細い茎などを描くときも、
0号の丸筆があると仕上げやすくなります。
毛の素材は、柔らかいナイロン毛であれば、
初心者でも水分量を調整しやすいと思います。
まずは大小の丸筆と平筆、0号の丸筆という、
合計4本から始める方法がおすすめです。
実際に描いてみると、よく使う筆の大きさが、
少しずつ自分でも分かるようになります。
2. 水彩絵の具初心者が揃えたい パレット

・ホルベインの水彩パレットNo.80がオススメ
初心者には仕切りが適度に分かれていて、
混色スペースも広い製品が使いやすいです。
私が使いやすいと感じているパレットは、
ホルベインの水彩パレットNo.80です。
小さな仕切りが26か所用意されているため、
複数の色を分けて入れることができます。
購入した透明水彩絵の具は、最初に少量ずつ、
パレットの小さな仕切りへ出しておきます。
絵の具を出した後はふたを閉めない状態で、
そのまま2日から3日ほど乾燥させます。
絵の具が完全に乾いて固まった後は、
濡らした筆で表面を溶かして使用します。
使うたびにチューブから絵の具を出さないので、
準備や片付けの手間も少なくなります。
乾いた絵の具でも水を含ませれば溶けるため、
少量ずつ無駄なく使える点も魅力です。
おすすめ商品:
ホルベイン アルミ製水彩パレット No.80
3. 水彩絵の具初心者が揃えたい 筆洗い容器

筆についた水彩絵の具を洗うためには、
水を入れておく筆洗い容器が必要です。
学校の美術の授業で使ったような、
仕切り付きの大きな容器も販売されています。
ただし、自宅で趣味として描く程度であれば、
大きな筆洗いは必要ないと感じています。
私は100円ショップなどで購入できる、
容量400ミリリットルほどの瓶を使っています。
筆を洗うときは、瓶の底へ強く押しつけず、
水の中で優しく動かすことが大切です。
毛先を強く押しつけて洗ってしまうと、
筆の形が崩れる原因になることがあります。
濃い色を使った後は水が汚れやすいため、
必要に応じて途中で水を交換してください。
4. 水彩絵の具初心者にオススメしたい ブロック水彩紙

水彩画では絵の具や筆だけではなく、
絵を描く水彩紙の選び方も重要になります。
一般的なコピー用紙などに描いてしまうと、
水を含んだ部分が大きく波打ってしまいます。
水彩絵の具は多くの水を使って描くため、
水に対応した厚みのある紙が必要です。
初心者に特におすすめしたい水彩紙は、
周囲が固定されたブロックタイプです。
ブロックタイプは複数の水彩紙の周囲が、
のりなどで固められた状態になっています。
紙の端が固定されていることによって、
水を使っても波打ちにくい点が特徴です。
通常の水彩紙を板へ固定する方法もありますが、
初めての場合は準備に手間がかかります。
ブロックタイプなら紙を固定する作業をせず、
取り出してすぐに描き始めることができます。
絵が乾いた後は、隙間へ道具を差し込み、
一番上の紙だけをゆっくり切り離します。
私も水彩紙の波打ちが気になっていましたが、
ブロックタイプではかなり抑えられました。
5. 水彩絵の具初心者が揃えたい 水彩絵の具初心者向け24色セット

基本的な色が入っている、
少量のセットから始める方法がおすすめです。
私はホルベイン透明水彩絵具の、
5ミリリットル入り24色セットを使っています。
24色あれば基本的な色が揃っているため、
多くの題材を描くことができます。
一度の制作で使用する量は比較的少ないため、
小さなチューブでも長く使えると思います。
よく使う色だけを後から単品で買い足せば、
絵の具を無駄なく揃えることができます。
おすすめ商品:
ホルベイン透明水彩絵具 24色セット
6. 水彩絵の具初心者に便利な白ガッシュ

透明水彩絵の具を使って描いていると、
白い部分の表現が難しいことがあります。
透明水彩では基本的に紙の白さを残して、
明るい部分や白い部分を表現します。
しかし、一度濃い色を塗ってしまった場所を、
透明水彩の白だけで戻すのは困難です。
上から白い透明水彩絵の具を塗った場合でも、
下にある色が透けて見えることがあります。
このようなときに便利な画材が、
白の不透明水彩絵の具であるガッシュです。
白いガッシュは下の色を覆いやすいため、
色を塗った上から白を加えられます。
光が強く当たっている部分を表現したり、
小さな描き間違いを直したりできます。
動物の目に小さな光を描き加える場合や、
細かな模様を描く場合にも役立ちます。
ただし、多く塗りすぎると透明水彩らしい、
透き通った印象が弱くなることがあります。
最初は細い筆へ少量だけ取って使用し、
必要な場所へ少しずつ加えてみてください。
白いインクを使ったペンも販売されているため、
細い線には白ペンを使う方法も便利です。
おすすめ商品:
ホルベイン ガッシュ パーマネントホワイト
7. 水彩絵の具初心者にオススメしたい 追加したい単色

セットにある色を混ぜても作りにくい、
独特な色合いが必要になる場合もあります。
特に鮮やかな色や淡く複雑な色については、
混色だけで再現するのが難しいことがあります。
例えばビビットな色は混色で作るのが難しいです。
そのような色を頻繁に使いたい場合には、
小さな容量の単色を追加する方法がおすすめです。
必要な色が完成された状態で販売されていれば、
毎回同じ色を作る手間が少なくなります。
作品の途中で絵の具が足りなくなった場合にも、
同じ色を再現しやすい点が大きなメリットです。
まとめ
水彩画は、最初からたくさんの画材を
揃えなくても気軽に始められます。
まずは使いやすそうな道具を選び、
実際に一枚描いてみることが大切です。
描き続けるうちに、自分に必要な筆や、
使ってみたい色も少しずつ分かります。
道具選びに悩みすぎず、身近な物から
自由に水彩画を楽しんでみてください。
.png)










コメントを残す